『生物』
【18】光合成~光化学反応

光合成は、葉緑体のチラコイドで「光エネルギーを使って、水を分解&ATPを合成する」前半と、葉緑体のストロマで「二酸化炭素をグルコースを合成する」後半の2段階に分けられる。 光合成/前半(チラコイドでの反応)では、チラコイ […]

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『生物』
【17】光合成~葉緑体

葉緑体の中には、“チラコイド”と呼ばれる偏平な袋が積み重なった構造がある。 チラコイド膜の外側には、クロロフィルaを取り囲むように様々な光合成色素(クロロフィルb、カロテノイド、キサントフィル…)が張り付いていて、それら […]

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『生物基礎』
【16】尿生成と濃縮率

ヒトの腎臓では、一日におよそ180ℓもの血漿がろ過されている。ところが、血漿から作られる“尿”は、一日に2ℓ程度しか排出されていない。 腎臓の“腎小体”では、”血漿“の一部が糸球体(血管)からボーマン嚢(膀胱につながる管 […]

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『生物』
【15】コハク酸脱水素酵素

FAD(Flavin adenine dinucleotide/フラビンアデニンジヌクレオチド)は、コハク酸脱水素酵素(コハク酸デヒドロゲナーゼ)の補酵素として働いている。 FADには、コハク酸脱水素酵素の“活性部位”を […]

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『生物』
【14】タンパク質の立体構造

タンパク質は、”アミノ酸“が“ペプチド結合”で連結した”ポリペプチド鎖“が、さらに折り畳まれてできている。 タンパク質を作る”アミノ酸“は20種類。ひとつのタンパク質は、数百〜数千個のアミノ酸が連結していて、その“組み合 […]

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『生物』
【13】呼吸~電子伝達系

電子を伝達する代謝系だから“電子伝達系”。呼吸の”電子伝達系”は、ミトコンドリア内膜にある様々な”膜タンパク質”の間を、電子が受け渡されることで進む。ミトコンドリア内膜が、内側(マトリクス側)に”ひだ”状に張り出して”ク […]

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『生物』
【12】能動輸送~ポンプ

細胞膜などの生体膜において、濃度勾配に逆らう(濃度の低い方から高い方への)物質の移動を「能動輸送」という。能動輸送は、膜内外の濃度差が拡大する現象なので、それぞれの物質だけが通過できる”仕掛け(ポンプ)”を用意した上で、 […]

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『生物』
【11】受動輸送~チャネル&担体

“エンドサイトーシス”は細胞膜で包み込んでいるだけで、細胞膜を”通過“しているわけではない。素性の知れない物質を何でもかんでもプライベートな”細胞質基質“に取り込むわけにはいかないのだ。 一方で、細胞が生きていくためには […]

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『生物』
【10】細胞分裂と微小管

細胞分裂において、分裂前の母細胞の染色体は、分裂後の2つの娘細胞に“同じ数ずつ”分配されなければならない。前期に凝集した染色体が“X字型”をしているのも、中期に染色体が赤道面に並ぶのも、“均等に分ける”ためには都合が良い […]

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『生物』
【9】原核生物の転写&翻訳

原核生物(細菌類)には核膜が無いため、DNAからRNAへの“転写”が行われる場所と、RNAからポリペプチド(タンパク質)への“翻訳”が行われる場所とが、仕切られていない。 転写はされても翻訳はされない塩基配列“イントロン […]

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『生物』
【8】原形質分離と浸透圧

キュウリを塩で揉むと、萎びて味が濃くなる。 ナメクジに塩をかけると、小さくなる。 レタスを水に浸すと、シャキシャキになる。 赤血球を水に入れると、赤血球が破裂する。 キュウリ(植物細胞)を塩で揉む(高張液に浸す)と、萎び […]

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『生物』
【7】半透膜と浸透圧

コンロの火を止めれば、鍋の”お湯”は冷めるけれど、鍋の周りの”空気”が少し暖まり、やがて”お湯”と”空気”の温度が等しくなる。 ”温度”の違うものを”くっつけて”、”ほうって”おくと、やがて全体が同じ温度になる。 ”濃さ […]

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『生物』
【6】細胞周期の計算

細胞周期の長さ(細胞数が倍増するのにかかる時間)が分かっていれば、顕微鏡で観察して各時期の細胞数を数えることで、細胞周期の各時期の長さを推測することができる。 細胞周期が同調せず、どの細胞もバラバラのタイミングで分裂して […]

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『生物』
【5】エンドサイトーシス&エキソサイトーシス

“endo”は“中”、“exo”は“外”、“cyto”は“細胞(細胞質) ”、”sis”は”過程”を意味している。 様々な生物用語の中でも「小胞体」や「微小管」は意味が想像できるけれど、カタカナ用語は覚えにくい。「モータ […]

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『生物』
【4】リボソーム~小胞体~ゴルジ体

 同じ細胞小器官でも、葉緑体やミトコンドリアは「真核細胞」の特徴だけれど、リボソームは「原核細胞」にも存在する。  リボソーム(rRNAからなるダルマ状の細胞小器官)は、mRNA(塩基配列)からポリペプチド鎖(アミノ酸配 […]

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『生物』
【3】細胞内共生

原核生物から真核生物への進化について、以前の教科書には“細胞内共生説“と“膜進化説”が併記されていた。今では「細胞内共生」を支持する”証拠”がいくつもあり、”膜進化説“はすっかり廃れてしまった。 嫌気性細菌が好気性細菌を […]

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