【94】染色体〜DNA
【補足】
- 染色体(真核生物の核にあり、酢酸オルセインや酢酸カーミンなどの染色液で染色される構造体。普段は糸状で、核内に分散しているが、分裂期には棒状に凝集する。分裂期の“X形”の染色体は、染色体の複製後/DNAの合成後の姿で、普段の2倍のDNAが含まれている。)
- ヒストン(染色体において、DNAを巻き取るタンパク質。1個のヒストンに、DNAが二重に巻き取られる。)
- DNA(デオキシリボ核酸。染色体を構成する核酸。遺伝子の本体。4種類のヌクレオチドからなるヌクレオチド鎖(一本鎖)が、相補的な塩基どうし(AとT、GとC)で水素結合した二重らせん構造(二本鎖)をとる。通常、1本の染色体には、1分子のDNA(連続した二本鎖)が含まれている。)
【参考資料】
- 吉里勝利(2018).『改訂 高等学校 生物基礎』.第一学習社
- 浅島 誠(2019).『改訂 生物基礎』.東京書籍
- 吉里勝利(2018).『スクエア最新図説生物neo』.第一学習社
- 浜島書店編集部(2018).『ニューステージ新生物図表』.浜島書店
- 大森徹(2014).『大学入試の得点源 生物[要点]』.文英堂