『生物基礎』
【33】間脳視床下部と脳下垂体

『視床下部』は 『間脳』の一部(間脳の視床下部)だけれど、『間脳』から垂れ下がった『脳下垂体』は『間脳』とは別の器官である。 『脳下垂体』からは、多種多様なホルモンが血液中に分泌(内分泌系)されている。 ヒトの『脳下垂体 […]

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『生物』
【29】体細胞分裂と減数分裂

体細胞分裂では、間期(のS期)に複製された染色体が、1本ずつ赤道面に並ぶ。両極から伸びてきた紡錘糸が染色体(の動原体)に付着すると、染色体はそれぞれ縦に引き裂かれ(縦裂)、両極に移動していく。  減数分裂では、 […]

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『生物基礎』
【27】酸素解離曲線

赤血球の中のヘモグロビンは、酸素を結合したり解離したりすることで、肺から全身の組織へ酸素を運んでいる。 ヘモグロビン(Hb)の“酸素との結合しやすさ”は、周囲の酸素濃度や二酸化炭素濃度、温度、pHなど様々な条件から影響を […]

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『生物』
【25】体液性免疫

T細胞は、それぞれ担当する“抗原”が決まっている。感染部位からリンパ節に向かった樹状細胞は、自身が提示している抗原を担当するT細胞を、多くのT細胞の中から探し出さなければならない。樹状細胞が“運命の”T細胞に抗原提示でき […]

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『生物』
【24】遺伝情報の発現

“DNA”を『生命の設計図』として合成された様々な“タンパク質”の種類や組合せよって、実際の生物の形態や性質(形質)が決まる。DNAの塩基配列がmRNAに”転写“され、mRNAの塩基配列がタンパク質のアミノ酸配列に”翻訳 […]

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『生物』
【21】真核生物のDNA複製

DNAをつくる“ヌクレオチド鎖”には方向がある。2本の“ヌクレオチド鎖”は、互いに逆向きに組み合わさって“二重螺旋構造”をつくっている。 DNAは、間期のS期(DNA合成期)に”こっそり“と複製されている。間期には染色体 […]

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『生物』
【20】セントラルドグマ

真核生物の染色体(DNA&タンパク質)は“核膜”で包まれている。遺伝情報をDNAの塩基配列からmRNAの塩基配列に“転写”する核内と、 RNAの塩基配列からタンパク質のアミノ酸配列に“翻訳”する核外とは、“核膜”によって […]

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『生物』
【19】抗原提示とMHC

細胞は、MHC(主要組織適合遺伝子複合体分子)を使って、“自分がどんな成分を持っているか?“を免疫細胞に知らせている。 例えば、樹状細胞は食作用で取り込んだ異物の成分を、MHCクラスⅡ分子を使って抗原提示し、リンパ節で待 […]

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『生物』
【17】光合成~葉緑体

葉緑体の中には、“チラコイド”と呼ばれる偏平な袋が積み重なった構造がある。 チラコイド膜の外側には、クロロフィルaを取り囲むように様々な光合成色素(クロロフィルb、カロテノイド、キサントフィル…)が張り付いていて、それら […]

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『生物基礎』
【16】尿生成と濃縮率

ヒトの腎臓では、一日におよそ180ℓもの血漿がろ過されている。ところが、血漿から作られる“尿”は、一日に2ℓ程度しか排出されていない。 腎臓の“腎小体”では、”血漿“の一部が糸球体(血管)からボーマン嚢(膀胱につながる管 […]

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『生物』
【14】タンパク質の立体構造

タンパク質は、”アミノ酸“が“ペプチド結合”で連結した”ポリペプチド鎖“が、さらに折り畳まれてできている。 タンパク質を作る”アミノ酸“は20種類。ひとつのタンパク質は、数百〜数千個のアミノ酸が連結していて、その“組み合 […]

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『生物』
【10】細胞分裂と微小管

細胞分裂において、分裂前の母細胞の染色体は、分裂後の2つの娘細胞に“同じ数ずつ”分配されなければならない。前期に凝集した染色体が“X字型”をしているのも、中期に染色体が赤道面に並ぶのも、“均等に分ける”ためには都合が良い […]

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『生物』
【8】原形質分離と浸透圧

キュウリを塩で揉むと、萎びて味が濃くなる。 ナメクジに塩をかけると、小さくなる。 レタスを水に浸すと、シャキシャキになる。 赤血球を水に入れると、赤血球が破裂する。 キュウリ(植物細胞)を塩で揉む(高張液に浸す)と、萎び […]

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『生物』
【7】半透膜と浸透圧

コンロの火を止めれば、鍋の”お湯”は冷めるけれど、鍋の周りの”空気”が少し暖まり、やがて”お湯”と”空気”の温度が等しくなる。 ”温度”の違うものを”くっつけて”、”ほうって”おくと、やがて全体が同じ温度になる。 ”濃さ […]

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『生物』
【6】細胞周期の計算

細胞周期の長さ(細胞数が倍増するのにかかる時間)が分かっていれば、顕微鏡で観察して各時期の細胞数を数えることで、細胞周期の各時期の長さを推測することができる。 細胞周期が同調せず、どの細胞もバラバラのタイミングで分裂して […]

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『生物』
【3】細胞内共生

原核生物から真核生物への進化について、以前の教科書には“細胞内共生説“と“膜進化説”が併記されていた。今では「細胞内共生」を支持する”証拠”がいくつもあり、”膜進化説“はすっかり廃れてしまった。 嫌気性細菌が好気性細菌を […]

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『生物』
【1】バクテリオファージ

“バクテリオファージ“(bacteriophage)は、バクテリア(bacteria=細菌=原核生物)に感染するウイルスで、ファージ(phage)は「食べる」の意味。例えば、食作用が旺盛で大型の白血球だと、”マクロファー […]

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