【10】細胞分裂と微小管
細胞分裂において、分裂前の母細胞の染色体は、分裂後の2つの娘細胞に“同じ数ずつ”分配されなければならない。前期に凝集した染色体が“X字型”をしているのも、中期に染色体が赤道面に並ぶのも、“均等に分ける”ためには都合が良い […]
【9】原核生物の転写&翻訳
原核生物(細菌類)には核膜が無いため、DNAからRNAへの“転写”が行われる場所と、RNAからポリペプチド(タンパク質)への“翻訳”が行われる場所とが、仕切られていない。 転写はされても翻訳はされない塩基配列“イントロン […]
【8】原形質分離と浸透圧
キュウリを塩で揉むと、萎びて味が濃くなる。 ナメクジに塩をかけると、小さくなる。 レタスを水に浸すと、シャキシャキになる。 赤血球を水に入れると、赤血球が破裂する。 キュウリ(植物細胞)を塩で揉む(高張液に浸す)と、萎び […]
【7】半透膜と浸透圧
コンロの火を止めれば、鍋の”お湯”は冷めるけれど、鍋の周りの”空気”が少し暖まり、やがて”お湯”と”空気”の温度が等しくなる。 ”温度”の違うものを”くっつけて”、”ほうって”おくと、やがて全体が同じ温度になる。 ”濃さ […]
【6】細胞周期の計算
細胞周期の長さ(細胞数が倍増するのにかかる時間)が分かっていれば、顕微鏡で観察して各時期の細胞数を数えることで、細胞周期の各時期の長さを推測することができる。 細胞周期が同調せず、どの細胞もバラバラのタイミングで分裂して […]
【5】エンドサイトーシス&エキソサイトーシス
“endo”は“中”、“exo”は“外”、“cyto”は“細胞(細胞質) ”、”sis”は”過程”を意味している。 様々な生物用語の中でも「小胞体」や「微小管」は意味が想像できるけれど、カタカナ用語は覚えにくい。「モータ […]
【4】リボソーム~小胞体~ゴルジ体
同じ細胞小器官でも、葉緑体やミトコンドリアは「真核細胞」の特徴だけれど、リボソームは「原核細胞」にも存在する。 リボソーム(rRNAからなるダルマ状の細胞小器官)は、mRNA(塩基配列)からポリペプチド鎖(アミノ酸配 […]
【2】原形質流動とアクチンフィラメント
脊椎動物の骨格は、「リン酸カルシウム」でできている。 細胞の骨格は、「タンパク質」でできている。 細胞骨格は大きく3種類。細い方から順番に・・・ アクチンフィラメント・・・アクチン(タンパク質) 中間径フィラメント・・・ […]
【1】バクテリオファージ
“バクテリオファージ“(bacteriophage)は、バクテリア(bacteria=細菌=原核生物)に感染するウイルスで、ファージ(phage)は「食べる」の意味。例えば、食作用が旺盛で大型の白血球だと、”マクロファー […]