『生物』
【19】抗原提示とMHC

細胞は、MHC(主要組織適合遺伝子複合体分子)を使って、“自分がどんな成分を持っているか?“を免疫細胞に知らせている。 例えば、樹状細胞は食作用で取り込んだ異物の成分を、MHCクラスⅡ分子を使って抗原提示し、リンパ節で待 […]

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『生物』
【14】タンパク質の立体構造

タンパク質は、”アミノ酸“が“ペプチド結合”で連結した”ポリペプチド鎖“が、さらに折り畳まれてできている。 タンパク質を作る”アミノ酸“は20種類。ひとつのタンパク質は、数百〜数千個のアミノ酸が連結していて、その“組み合 […]

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『生物』
【10】細胞分裂と微小管

細胞分裂において、分裂前の母細胞の染色体は、分裂後の2つの娘細胞に“同じ数ずつ”分配されなければならない。前期に凝集した染色体が“X字型”をしているのも、中期に染色体が赤道面に並ぶのも、“均等に分ける”ためには都合が良い […]

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『生物』
【9】原核生物の転写&翻訳

原核生物(細菌類)には核膜が無いため、DNAからRNAへの“転写”が行われる場所と、RNAからポリペプチド(タンパク質)への“翻訳”が行われる場所とが、仕切られていない。 転写はされても翻訳はされない塩基配列“イントロン […]

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『生物』
【6】細胞周期の計算

細胞周期の長さ(細胞数が倍増するのにかかる時間)が分かっていれば、顕微鏡で観察して各時期の細胞数を数えることで、細胞周期の各時期の長さを推測することができる。 細胞周期が同調せず、どの細胞もバラバラのタイミングで分裂して […]

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『生物』
【4】リボソーム~小胞体~ゴルジ体

 同じ細胞小器官でも、葉緑体やミトコンドリアは「真核細胞」の特徴だけれど、リボソームは「原核細胞」にも存在する。  リボソーム(rRNAからなるダルマ状の細胞小器官)は、mRNA(塩基配列)からポリペプチド鎖(アミノ酸配 […]

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『生物』
【1】バクテリオファージ

“バクテリオファージ“(bacteriophage)は、バクテリア(bacteria=細菌=原核生物)に感染するウイルスで、ファージ(phage)は「食べる」の意味。例えば、食作用が旺盛で大型の白血球だと、”マクロファー […]

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