【82】左心室の容積と内圧変化

心臓の拍動

ヒトの心臓は、左右の心室が連動して収縮することで、血液を肺(肺循環)と全身(体循環)へ送り出す。

体循環&肺循環

心臓の右半分(右心房&右心室)は、体循環から戻ってくる静脈血を肺循環に送り出している。

心臓の左半分(左心房&左心室)は、肺循環から戻ってくる動脈血を体循環に送り出す。

心臓の構造

①房室弁が開くと、圧力の高い左心房から圧力の低い左心室に動脈血が流れ込んで、左心室の容積が増大する。

②房室弁が閉じて心筋が収縮し、左心室の内圧が上昇する。

③大動脈弁が開くと、圧力の高い左心室から圧力の低い大動脈に動脈血が流れ出し、左心室の容積が減少する。

④大動脈弁が閉じた後も心筋が収縮して、左心室の内圧が低下する。

左心室の容積と内圧変化
心室内圧/心室容積

【補足】

  • 静脈血(全身から心臓を経て肺に戻るまでの血液。酸素ヘモグロビンの割合が低い。)
  • 動脈血(肺から心臓を経て全身に向かう血液。酸素ヘモグロビンの割合が高い。)
  • 静脈血(心臓へ血液を送り込む血管。)
  • 動脈血(心臓から血液を送り出す血管。)
  • 房室弁(心房から心室への血流を調節する弁。)
  • 大動脈弁(左心室から大動脈への血流を調節する弁。)
  • 2心房2心室(哺乳類と鳥類の心臓は、静脈血が流れる右心房&右心室と、動脈血が流れる左心房&左心室の、合わせて2心房2心室に分かれている。)

【参考資料】

  • 吉里勝利(2018).『改訂 高等学校 生物基礎』.第一学習社
  • 浅島 誠(2019).『改訂 生物基礎』.東京書籍
  • 吉里勝利(2018).『スクエア最新図説生物neo』.第一学習社
  • 浜島書店編集部(2018).『ニューステージ新生物図表』.浜島書店
  • 大森徹(2014).『大学入試の得点源 生物[要点]』.文英堂

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